努々夢々ロジック

目指すは美しき者、考えては書き散らかす。美しくなるために、王子様になるために、あと大好きなものについて考えたりするブログです

ダイエットと美

ダイエットしなきゃなーと思って数年。荊乃薇です。
いや、でも結構痩せたんですよ!!?入らなかったゴスロリのワンピースやらブラウスがすんなり入るようになりましたし!!!!

でも、理想の自分には遠いので、まだ頑張る。

ダイエットってどうすれば良いんだろう?そう思い調べると、よく出てくるのはYouTubeの美容動画。分かりやすくて映像も楽しめて、私は好きです……が、引っ掛かった点がいくつか。

細すぎやしないか?皆……

いや、私が太いんでしょうけど。でも、30㎏代って普通なんですか?小学生の時の体重ですよ??

1日1食、スムージーなんて方もいらっしゃったり。そして運動はガッツリ。ストイックと言えば聞こえは良いですが……

なんというか、中世ヨーロッパみたいだなーと。

中世ヨーロッパ、コルセットでウエストを締めてフリルやら上等な生地で仕立てたドレスで舞踏会があったりなんかする時代。イメージ的にはベルサイユのばら……辺りですかね?

当時の美のポイントは細いウエスト!

とにかくぎゅーっとコルセットを締め上げて、細く見せてあの重いドレスを身に纏っていた時代。

そしてそんな時代で特にダイエット・美で思い浮かべる女性といえば

エリザベート(エリザーベト)オーストリア皇后。

Wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%99%E3%83%88_(%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E7%9A%87%E5%90%8E)

美肌・美髪・ダイエット、そしてドレスにもとにかく美に生きた女性であると、私は記憶しています。
身長172㎝、ウエストは51㎝。体重は生涯43~47㎏を維持し続けたという。
ちなみに172cmの理想体重は62.1㎏です。ひぇえ……

ちなみに、とあるまとめサイトにて彼女の着ていた服の画像が載せられていましたが、もう、ウエストがほっっっそい!!!折れそう!!!

彼女が行っていたという美用方法も物凄い。

まずダイエット。日に3回体重計に乗り、ベジタリアンとなり、最新の体操を取り入れ……と、案外普通のダイエットのように思えますが
その体操を行っていた部屋はまるでサーカスのような、吊り輪や鉄棒などを用いたものだったそうです。
そしてウォーキングも行っていたらしく、8時間以上も競歩並みの速さで歩いていたとか。

眠るときは枕を使わず背中が真っ直ぐになるようにして、ウエストには毎晩酢酸に浸した布を巻いていたとか。
眠れるのかしら…………

そして食事。私も真似すれば痩せられるかも!と思い調べたことがあります。やりませんでしたけど。
当時、1日に5回もの食事を行っていた時代で、彼女が口にしたものは

・オレンジジュースかミルク
・塩で味付けした卵白
・温かいブイヨン
・ 乳清(牛乳から乳脂肪や牛乳に含まれるタンパク質などを除去した水溶液、ヨーグルトの上に溜まる液体)
・生の子牛のモモ肉の血を加熱したもの

臨機応変に、場面によって口にするものは変えていたと思うのですが……これは無理。というより、これ以外の物も食べないと倒れます。私は。

甘いものが好物だったらしいのですが、ダイエットのために食したものは上記のもの、らしいです。
そして体重が増えれば絶食。過酷。

他にも様々な美容方法を行っており、どれもぎょっとするようなものばかりなので、興味のある方は調べてみてください。

それと、彼女は髪をとても長く伸ばし、かなり丁寧に……どころか、自身を「髪の奴隷」と称するほどに手入れをして美しさを保っていたらしいのですが、この髪、長い上に肖像画を見ると結構量があります。
そのせいで彼女はひどい頭痛に悩まされていたとかいなかったとか。

………もしかして髪の毛の分を引くと体重は更に軽くなるのでは?


と、こんな風にダイエットを行い美に生きたエリザベート皇后。その生き様は、真似できそうにありませんが、憧れます。
その執着と時代背景や、彼女の美しさにゴシック&ロリータ的な美と仄かに闇を感じるから、ですかね。
ゴシック&ロリータと執着と精神的拘束の美は切り離せないものだと私は思っています。


そして現代。スムージー1杯で済ませたり、断食したり、数字に拘り太ももがもはや細ももだったり。
ダイエットと美はイコールなのでしょうか?

素敵なお洋服を着ているモデルはみな細く、マネキンも昔より痩身なものが増えたらしいですね。
体重も○○㎏でなくては!!!と、そういうものが多いように思います。

たまに思うのです、ゴシック&ロリータでもそうでなくても、痩せていることに拘るあまり、服を着てお洒落しているのではなく、服に着られお洒落に乗っ取られていやしないか、と。

モデルの方々が痩せているのは服を魅せるため、と聞いたことがあります。服が主役です。
でも、私達が服を着る理由は何でしょう?主役はいったい誰なのでしょうか?

痩せていることが悪とは言いません、でも、ふくよかな美もあると私は思います。

例えば、芸能人の渡辺直美さん。渡辺直美さんを見ていると、魅力に溢れていて美しいと感じます。
特別痩せているわけでもなく、見えるのは自信。

名前は忘れてしまいましたが、とあるTシャツを着たCMにも渡辺直美さんが出ていました、美しかったです。
Tシャツも輝いて見えましたし、渡辺直美さんご自身も輝いて見えました。

私はコスプレイヤーで、ゴシック&ロリータも好みます。ある程度は細身の方が見栄えが良いと思うので、ダイエットはしますが、ダイエットの奴隷にはなりたくないのです。
いや奴隷と言うほど動いてもないけど!!

私は自分の爪が好きです、唇が好きです、あと目と足首と耳が好きです。自分の体が好きです。
でも、ウエストの柔らかすぎるお肉が減ってラインがもっとしなやかになれば、太ももがもう少し締まれば、もっと美しくなれて、自分を好きになれるように思うんです。

だから、ダイエットをします。

体重がヤバイから!!という理由ではなく、こうすればもっと魅力的になれるから!という理由でダイエットをしたいですね。
あと健康のため。健康を損なってはダイエットの意味がありませんよー!!

潔く格好よく明日からは
山本リンダさんの「狙いうち」が似合う誰もが振り向く女になる!!