私の趣味~香水編~
ご機嫌よう、荊乃薇です。
私は香水を集めるのが好きで、お手頃価格だったり、好きなブランドや名前の香水だったり手元にいくらかお金があると香水を買ってしまいます。
人の記憶は香りから、と言いますし。良い匂いの人ってなんとなく印象に残るような気がします。
それに、香りも変わればその人の印象も変わりますし、何となくですけど
つけている方も気分や仕草などが変わる気がするんですよね、甘い香りだと女性的な仕草になったり、メンズものをつけていると紳士的な振る舞いを心掛けたり。
それに、瓶も素敵なんですよ!!
ポンプの付いたもの、四角いもの、瓶の形をしたもの、中身が見えるものや見えないもの。あと、練り香水も小さくて可愛いです。
カップルで合わせてお揃いにしてみたり、ペア香水なんてものもありますし。
見えないからこその美、掴めず触れることの出来ない美。ロマンです。
香水といえば、CHANELですよね!
あの「ルパン三世」の峰不二子や、かの有名なマリリン・モンローの愛用する香水です。
私はまだ手にしたことが無いのですが……いつかはきっと!!
元々、香水というものは伝統的に大きく2つに分かれ、一般的な女性……主に貴族は単一の園芸化の香り(フローラルなもの)を支持していたそうです。
動物的なもの、ジャスミンやムスク等のセクシャルで挑発的な香りは所謂 夜のお仕事をなさっている女性を連想させるものだったとか。
つまりは、あまり好ましく思われていなかったんでしょうね。淑女と呼ばれるような女性が、強く香る香水を身に付けるのは。
これは個人的な感覚……というよりは感想ですが、この時代、淑女らしさ、女性らしさというものはつよく求められていても、女らしさというセクシュアリティは今よりも抑圧されていたのではないでしょうか。
まぁ、今も抑圧する人はしますけど。
話を戻しまして、そんな時代、自由な精神を有する女性の香りが求められていると感じたココ・シャネルが生み出したのが No.5です
No.5とNo.22はシャネルの香水のなかでも有名なもの。
No.5をココ・シャネルは
「N°5、そう、あれは私の待ち望んだ香りでした。他のどの香水とも違う。女性の香りがする、女性の香水」
と語っています。
素敵ですよね、女性の香り。香りを嗅いだことがまだ無いので口コミ等を見てみると
"パウダリーな香り""渋味のある香り""甘い香り"等。
若い人よりはもっと大人の女性の香り、と聞きました。
あれかな、参観日とか……マダムがつけてらっしゃるような。
今でこそ香水は皆が気軽につけているようなお洒落の1つですが、この香水が誕生した当時はとても斬新なものだったようです。
「香水をつけない女性に未来はない」
ココ・シャネルが宣伝に使った言葉です。
強い、とても強い!!でもどこか、開放的なものを感じます。貴族でも娼婦でもない、一般的な女性が、更に女性として自由であるための香り。
No.5の香りに、ココ・シャネルはどのような女性を、未来を感じたのでしょうか。
No.22は評論家が「直ちに評価するのが難しい」と述べた香水です。
雑誌「New Yorker」で著名な漫画家であるラルフ・バートンの愛用する香水だそうです。
とてもダンディーなお方だそうですが……やはり、男性のお洒落にも香りは欠かせませんね
と、ここまでCHANELの香水について語りましたが、愛用している香水はGUCCIとゲランの夜間飛行です。
CHANEL……ほしいなぁ
香水の歴史も、調べてみると楽しいですよー!
香水はあらゆる種類の贅沢品の中でもっとも不必要なものだ
そう記した学者の方もいらっしゃるようです。
香りは長続きせず、目にも見えず、形にも残らない。ふわっと漂っては、さぁっと消えていく。
でも、その香りは人の記憶として残り、印象に大きな影響を与える。確かに必要かどうかと言われれば悩みますが……
自分らしく、好きな香りを纏って美しく魅せて存在を記憶に刻む。これって、さいっこうに贅沢なお洒落じゃないですか?
香りって贅沢で魅惑的で儚くて、強いです。
絶世の美女と謳われたクレオパトラだって薔薇の香りを身に纏うために薔薇のお風呂に身を浸したり努力をしていたみたいですし。
香りと美は切って離せないものだと思います。
最近だと、アニメや漫画のキャラクターをイメージした香水もありますよね。
おそ松さんの香水を見掛けたときは驚きました。全員懐かしい畳の匂いがしそう……
キャラクターになった気分になっても良し、キャラクターに抱き締められている気分になるも良し、アロマ的な使い方も良し。
ヲタクにはたまらないアイテムです、というか革命的です。コスプレイヤー的にも。
何より、アニメグッズだとバレない!!
隠れたヲタクでも使える!!お洒落に二次元を取り入れることができる!素晴らしい!
気を付けなくてはいけないのは、火に近づけないこと、あと落として瓶を割らないようにすること。そしてつけすぎないこと。
練り香水なら、調節も楽に出来ますし、持ち歩きやすいので香りが薄れた時に追加で塗ることができます。
嶽本野ばら先生著書の「乙女のトリビア」に書かれていたのですが、枕にワンプッシュするのもオススメです。
髪からふわっと香水の香りを漂わせることもできますし、恋人とお揃いで香水を買って、枕につければ寝る時まで相手のことを感じることができます。
語れば語るほどまた欲しくなる香水……
勿論、香水は女性だけなく男性も!良い香りがする男性って魅力的ですよねー!
私もメンズものを愛用してますし!
あ、香りといえば、お香も好きです。
お香を焚きながら眠ると落ち着きます。
それに、服にほんのり香りがついていたりして、風流というか雅というか……焚き染め、とまではいきませんが。
日本にも香りの文化はあったのですよね……
火の取り扱いは気を付けなくてはなりませんがお香ならではの控えめで甘い、心落ち着くゆったりとした香りは1日の終わりにも始まりにもぴったりです。
最近はコーヒーの香りやチョコレートの香りもあったり。お線香なのかもしれませんが、まぁ……香るので……
香りを楽しむ時間は、私の心を豊かにしてくれます
落ち込んでるときも、良い香りで建て直しじゃー!
では、最後までお読みいただきありがとうございましたー!